韓国の仮想通貨取引所Bithumb、3年間で3回目のハッキング被害

Catalin Cimpanu (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 中村智恵子 吉武稔夫 (ガリレオ) 編集部2019年04月01日 13時53分

 韓国の仮想通貨取引所Bithumbは現地時間3月29日、またハッキングの被害に遭ったことを認めた。過去3年間で同取引所が同じような事件を報告するのはこれで3度目だ。

提供:ZDNet.com

 3度目となるハッキング被害を、Bithumbは韓国語および英文の短い報告として同社のブログに投稿した。

 Bithumbによると、現地時間29日午後10時15分頃、リアルタイム取引に利用されるアカウントであるホットウォレットから異常な引き出しを検知したという。

 同社は奪われた金額を公表していない。仮想通貨業界関係者らは、ハッキングのあった時刻の前後にBithumbのホットウォレットから大きな金額を引き出す取引があったことを確認している。

 現在までにわかっている情報を集約すると、攻撃者は犯行時刻におよそ1340万ドル(約15億円)に相当する300万EOSと、600万ドル(約6億6700万円)相当の2000万Rippleコイン(XRP)を引き出したようだ。


 Bithumbは盗まれた資金について、すべて同社が保有するウォレットから引き出されており、ユーザーの資金は全部安全だと説明している。通貨取引は一時的に停止されたが、現在は再び開始されている。

 過去3年間で同取引所が同じような事件を報告するのはこれで3度目だが、サイバーセキュリティ企業Group-IBが2018年10月に公表した報告書によると、2度目のハッキングは、北朝鮮の現体制のために情報を収集するサイバースパイ活動のついでとして、Lazarus Group(北朝鮮のサイバースパイのコードネーム)が関与したという。同グループは、ハッキングによって現実世界の銀行および仮想通貨プラットフォームから資金を盗むことでよく知られている(編集部注:今回は内部の不正の可能性が高いと、Bithumbはリリースで述べている)。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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