商標登録サービス「Cotobox」がフルリニューアル--“似ている商標”も詳しく表示

 オンライン商標登録サービス「Cotobox(コトボックス)」を運営するcotoboxは3月29日、フルリニューアルを実施したほか、無料ユーザーに対しても、商標検索と商標ウォッチング機能の提供を開始したと発表した。


 Cotoboxは、誰でも簡単に自社のネーミングを商標登録できるサービス。2017年11月にベータ版をリリースしており、約1年4カ月間で得られた知見から大幅な機能改善を実施したという。従来の商標検索では複数のページ遷移を要したが、リニューアル後は1画面で完結可能。初めて商標登録にチャレンジする人にとって商標が分かりやすく身近なものとなり、知識のある商標担当者にとっても作業時間を大幅に削減できるようになったとしている。

 さらに、主な機能として、(1)「似ている商標」の表示機能、(2)検索条件および結果の保存機能、(3)商標管理機能という3つの新機能を搭載した。商標はドメイン取得と異なり、特許庁の審査で「登録商標又は出願中の商標と似ている」と判断された場合は登録できない。Cotoboxでは、今まで検索結果で似ている商標の有無を表示していたが、リニューアル後は「具体的にどの商標と似ているのか」まで詳しく表示されるようになった。



 また、商標の検索条件や結果の保存に対応。これにより、ネーミング案を多数ストックでき、登録すべきネーミングを決めた際に、即座に出願の申請を行うことが可能。なお、保存した商標からは常に最新の検索結果が得られるという。商標管理機能では、各商標の状態や情報をカードタイプで表示できるようになった。カードがステータスに応じて移動し、直感的な状態把握を可能にしている。

 同社によると、今回は商標検索機能をリニューアルしたが、2019年中にはロゴ商標の検索機能を追加する予定だという。さらに、海外での商標登録も支援する予定。

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