筆者が音楽ストリーミングサービスのSpotifyを気に入っている理由の1つに、パーソナライズ機能がある。Spotifyでは「Discover Weekly」や「Daily Mix」といったプレイリストのほか、自分が聴いたアーティストに基づいておすすめを表示してくれる。さらにSpotifyは、プレイリストのアルゴリズムを次の段階に進める計画を、米国時間3月26日のブログで明らかにした。
これにより、「Happy Hits!」(元気になるヒット曲)、「Songs to Sing in the Car」(車の中で歌う曲)など、Spotifyの編集チームが作成している一部のプレイリストが、リスナーの好みに基づいてパーソナライズされるようになる。
「好みがみんな違うことは分かっており、ある人がシャワー中に歌いたくなる曲が、他の人からはその気持ちがまったくわからないと思われることもある」とSpotifyは述べている。
Spotifyによると、対象のプレイリストはユーザーによって1つ1つ違うものになるという。この新機能の導入により、音楽を聴く時間が伸び、取り上げられるアーティストが広がり、発見される曲が増えることが期待されるため、リスナーとアーティストの双方にとってプラスになる一手だと、Spotifyは位置づけている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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