科学・技術・工学・数学(STEM)教育用ロボットは、プログラミングや機械制御の概念を学べる優れた教材だ。しかし、開発環境でプログラムを組まないと動かせないロボットは、小さな子どもだと難易度が高すぎる。
そこで今回は、ジグソーパズルのピースと似た形のブロックを使って組み立てられるロボット「ActivePuzzle」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
ActivePuzzleは、さまざまな機能の割り当てられたブロックを組み合わせると、何らかの動きをするロボットが作れるSTEM教材。プログラミングする必要がなく、年齢を問わず使いやすい。
ロボットの動きを制御する中心的なブロックは存在せず、電源ブロック、センサーブロック、モーターブロック、論理回路ブロックなどを適切に組み合わせると、連携して特定の動作を実行する。たとえば、何かを近づけるとLEDが光ってファンが回転する扇風機、近づけられた物を追いかける車、植木鉢の土が乾燥するとブザーを鳴らす監視装置などが作れる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間3月28日まで。記事執筆時点(日本時間3月18日13時30分)でキャンペーン期間は10日残っているが、すでに目標金額1万5000ドル(約167万円)の3倍を上回る約4万8000ドル(約535万円)の資金を集めている。
ActivePuzzleの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)
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