歩いて行くにはやや遠く、自転車で行くには坂があって大変という場所への移動には、電動スクーターが便利だ。その程度の距離であれば、長距離の移動に向かないコンパクトなスクーターでも十分だろう。
鉄道やバスなどの交通網が整備されている都市部では、交通機関とこうした電動スクーターを組み合わせると移動を効率化できる。しかし、大きくて重いスクーターだと、実行はなかなか難しい。
そこで、現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中の、バックパックに入れられるほど小さく畳める電動スクーター「ORGO」を紹介しよう。
ORGOは、折り畳み式の電動スクーター。畳んだサイズは16×6×20インチ(約41×15×51cm)しかなく、重さは10.8kgで、バックパックに入れて持ち運べる。折り畳みや組み立ては数秒で済むとしている。
バッテリーとモーターを後輪内に組み込むことで、全体の構造をシンプルにできた。タイヤは空気を入れず全体をゴムで整形したタイプを採用しており、パンクの心配がない。
最大積載量は220ポンド(約100kg)。フル充電で最大12マイル(約19km)走行できるという。最高速度は時速15マイル(約24km)。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間2月16日まで。目標金額の1万1540ドル(約126万円)に対し、記事執筆時点(日本時間1月30日11時30分)で約7200ドル(約79万円)の資金を集めている。キャンペーン期間はあと16日ある。
ORGOの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)
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