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精度0.05mmで多目的な卓上ロボットアーム「Hexbot」--レーザー刻印や3Dプリントに

 科学・技術・工学・数学(STEM)教育の教材として、ロボットアームは魅力的だ。プログラミングの学習に最適なのだが、入手しやすい物は精度が高くなく、工作などの用途には使いにくいという。

 それに対し、現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中のロボットアーム「Hexbot」は、一般向けでありながら産業用並みに精度が高いとしている。

高精度で多目的なロボットアーム(出典:Hexbot公式サイト)
高精度で多目的なロボットアーム(出典:Hexbot公式サイト)

 Hexbotは、サイズ175×128×315mmのデスクトップで使用可能な4軸ロボットアーム。位置決め精度が0.1mm、位置繰り返し精度が0.05mmあり、正確な動作が可能という。可搬重量は500g、最大リーチは380mm、最大速度は500mm/s。

主な仕様(出典:Hexbot公式サイト)
主な仕様(出典:Hexbot公式サイト)
精度の高い動き(出典:Kickstarter)
精度の高い動き(出典:Kickstarter)

 アームの先端は交換式になっていて、ワンタッチで各種モジュールに取り換えられる。モジュールをペンホルダーにすればXYプロッターのように絵を描かせ、吸着カップやグリッパーにすれば物を移動させられる。さらに、レーザー刻印機や3Dプリンターとしても使える。

モジュール交換で多目的に(出典:Kickstarter)
モジュール交換で多目的に(出典:Kickstarter)
物を移動(出典:Kickstarter)
物を移動(出典:Kickstarter)
ペンプロッターとして(出典:Kickstarter)
ペンプロッターとして(出典:Kickstarter)
レーザー刻印機として(出典:Kickstarter)
レーザー刻印機として(出典:Kickstarter)
3Dプリンターとして(出典:Kickstarter)
3Dプリンターとして(出典:Kickstarter)

 制御は、WindowsまたはMac用のソフトウェアで実行。タッチパネル付きカラー画面のコントローラーでも操作可能。APIも用意されており、ほかのソフトウェアからの制御にも対応している。

 Kickstarterでの支援受付期間は日本時間3月9日まで。記事執筆時点(日本時間1月21日17時)でキャンペーン期間は47日残っているが、すでに目標金額5万ドル(約548万円)の7倍近い約34万ドル(約3724万円)の資金を集めている。

Hexbotの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)


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