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バンナム、「シャニマス」で初の単独ライブイベント--新ユニット追加などを発表 - (page 2)

佐藤和也 (編集部)2019年03月11日 23時35分
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4ユニット16人のキャストが初めて揃ったライブイベント

 多方面に展開しているアイドルマスターシリーズでは、キャスト陣によるライブは恒例のイベント。シャニマスでは、ゲーム内で283(ツバサ)プロダクションを舞台に、4ユニット16人のアイドルが登場する形となっており、これまでキャスト陣もユニットごとに分かれてCD発売記念イベントや東京ゲームショウへの出演など、歌やトークを披露するステージを行っていた。本格的なライブステージは今回が初めてであり、16人のキャスト全員が勢ぞろいした初めてのイベントとなった。

 9日に1公演、10日に2公演の計3公演が行われ、場内には大勢の“プロデューサーさん”(アイドルマスターシリーズのファン)が詰めかけたほか、この模様はライブビューイングとして国内だけではなく、アジア地域でも上映された。なお、筆者が取材したのは9日と10日夜の部であり、その公演の模様となっている。

キャスト登場の様子
キャスト登場の様子(9日)

 出演したのは3公演とも共通で、イルミネーションスターズの関根瞳さん(櫻木真乃役)、近藤玲奈さん(風野灯織役)、峯田茉優さん(八宮めぐる役)、アンティーカの礒部花凜さん(月岡恋鐘役)、菅沼千紗さん(田中摩美々役)、八巻アンナさん(白瀬咲耶役)、成海瑠奈さん(三峰結華役)、結名美月さん(幽谷霧子役)、放課後クライマックスガールズの河野ひよりさん(小宮果穂役)、白石晴香さん(園田智代子役)、永井真里子さん(西城樹里役)、丸岡和佳奈さん(杜野凛世役)、涼本あきほさん(有栖川夏葉役)、アルストロメリアの黒木ほの香さん(大崎甘奈役)、前川涼子さん(大崎甜花役)、芝崎典子さん(桑山千雪役)さん。

 冒頭では283プロダクション社長の天井努や事務員の七草はづきからの挨拶と諸注意があったのち、イルミネーションスターズ、アンティーカ、放課後クライマックスガールズ、アルストロメリアの順に登場。衣装もそれぞれユニットにあわせたものとなっており、ユニットとしての個性を際立たせるとともに、遠目からでも個々のキャストがわかりやすいようになっていた。高らかに「私たち、シャイニーカラーズです!」とあいさつすると、初めてのライブステージを待ち望んでいたプロデューサーさんが集まっていたこともあってが、大きな歓声が沸き上がり、そのままテーマソングでもある「Spread the Wings!!」を披露した。

「Spread the Wings!!」(9日)
「Spread the Wings!!」(9日)

 今回はユニットごとに2曲ずつ歌い、その間と終わりに朗読劇「しゃにます劇場」が行われ、終盤は16人による全体曲を歌うという流れで進行。ファーストライブとあってか、アイドルやユニットの魅力を紹介するようなステージが展開。1公演で、のべ14曲を披露した。

 トップバッターのイルミネーションスターズが見せたのは、輝くアイドルの姿。「ヒカリのDestination」と「虹になれ」の2曲を披露するなかで、関根さんが持つ柔らかな歌声、近藤さんが持つ芯のある歌声、峯田さんが持つ元気の良さを感じさせる歌声がひとつとなって、輝く未来に向かって進んでいくことを表現する歌を歌い上げていた。

 トークでも峯田さんの明るさや関根さんの素直さ、近藤さんの真面目さと独特な表現を織り交ぜた三者三様の視点で楽曲や衣装などについて説明。3つの個性が絶妙なバランスで融合し、より魅力を出すユニットならではの光景が見られた。

 続いてのアンティーカが見せたのは、クールユニットのカッコよさを前面に押し出したアイドルの姿。ゴシック風の世界観と衣装で、場内も紫のコンサートライトで染まるなか、激しさを強調するような「バベルシティ・グレイス」では5人がそれぞれ切れのある動きや“圧”を感じさせるような力強い歌声で熱唱。場内を煽る場面もあれば、終盤のフレーズである「アンティーカ!」を一緒になってコールする場面も。また「幻惑SILHOUETTE」では、どこか怪しげで幻想的な世界を表現し魅了した。

 一方のトークでは、リーダー的存在の磯部さんが楽曲披露時の凛々しさとはうって変わって、癒されるような柔らかい面が表に出る形となり、菅沼さんを中心に4人がフォローするように進行。キャスト陣としても独特の色を持つユニットを感じさせるものとなっていた。

 朗読劇は16人が登場し、ユニットの枠を超えた掛け合いや関係性が垣間見えるものとなっていた。前半は、283プロダクション合同ライブを控えた前日の様子を描いたもので、9日に行われた“朝編”では、ユニットごとに本番に向けた準備を進めているところ。なかには、咲耶が真乃を口説くかのようなセリフを言って、そのことを天然な真乃は気づかないシーンでは、八巻さんがマイクを手に関根さんに寄り添って言うという動きのある要素も取り入れられ、盛り上がる一幕も。

朗読劇前半(9日)
朗読劇前半(9日)

 10日夜の部で行われた“夜編”では、事務所の掃除をする姿が描かれており、2階の窓の外側を掃除しようとする夏葉を樹里が止めようとするシーンでは、永井さんが場内のプロデューサーさんに止めるように促すような、会場を巻き込むような展開もあった。またゲーム内で登場したアイテムやエピソードも取り入れられ、こちらも盛り上がっていた。

朗読劇前半(10日夜の部)
朗読劇前半(10日夜の部)

 そんな朗読劇を挟んで登場した放課後クライマックスガールズが見せたのは、元気と躍動感あふれるアイドルの姿。歌でも朗読でも終始果穂の存在を彷彿とさせるほど、常に元気のある声を出していた河野さんを中心に、5人がステージ狭しとパフォーマンス。「夢咲きAfter school」では1番の河野さんによる「ナンバーワン!」が場内に響き、2番では会場一体になってコールするという光景が見られた。また「太陽キッス」では場内も一斉にタオルを振り回したり、手拍子を行うなど、ライブ全体を通しても盛り上がりと一体感を感じられるステージとなっていた。

 トークでも9日では、ライブ前日に5人が自主的に集まって泊まっていたというエピソードや、10日夜の部では、涼本さんが太陽キッスの歌詞でお気に入りのところを話し出すと、永井さんさんが手を差し出して固い握手を交わし、肩を組みながら語るなど、5人の仲の良さを感じさせる場面が随所に見られた。

 ユニットパートでは最後に登場したアルストロメリアが見せたのは、癒しと幸福を感じるアイドルの姿。場内がピンク色のコンサートライトで染まるなか、3人は中央のせり上がりから登場。ユニットと同名の楽曲「アルストロメリア」では、芝崎さんを中心に黒木さんと前川さんが左右で立ち位置を入れ替えながら、三角形のようなフォーメーションでいろんな方向に“幸福”を振りまくように、ポップな曲を披露。「ハピリリ」では、CDにはないイントロから始まりつつ、終盤ではハートマークを描く振り付けを見せるなど、落ち着いた雰囲気で可憐さを感じさせるように歌い上げていた。

 トークにおいて9日では、放課後クライマックスガールズのあとということもあり、アルストロメリアは癒しパートであること、そしてかわいらしさを前面に押し出したユニットであることをアピール。さらに、衣装をよく見たいと要望する“回って”の声に、黒木さんが前転するようなポーズを取ったり、ゲーム中でオーディション合格後のライブステージでミニキャラが動く姿を再現したりと、どこかクスっと笑ってしまうような“ほわほわした自由感”と表現するような柔らかい雰囲気に包まれていた。

 また、個人的なところも多分にあるのだが、筆者のお気に入りのアイドルが桑山千雪でユニットがアルストロメリアということを踏まえて印象的だった場面もあった。例えば、アルストロメリアの2番の冒頭において、前川さんが歌うソロパートで、後ろから芝崎さんと黒木さんが様子を見るようにしているというところがあり、甜花のことを見守る千雪さんと甘奈の姿を彷彿させるもので、“エモイ”と表現されるような、グッとくるシーンとなっていた。

 ほかにも芝崎さんが衣装を見せるためにまわる姿は、SSRプロデュースアイドル【マイ・ピュア・ロマンス】桑山千雪におけるステージ衣装の演出でも、上から見た構図で同じようなものがあり、衣装も近しいものであることから、現実での再現のように思えたところ。また、終盤で見るからに感激していた様子の黒木さんに2人が寄り添うようにして歌う姿もあったのもあるなど、全編を通してどこか3人の後ろに甘奈と甜花、そして千雪さんが「実際に動いているのなら……」と思えるほど、透けて見えるような感覚を覚えた。順番は前後するが、何より10日夜の部における最後の挨拶で、3人がマイクを通さずに「ありがとうございました!」と感謝の気持ちを伝えたところは、特に印象的な場面だった。

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