カメラ映像機器工業会(CIPA)は2月28日、総合カメラ映像イベント「CP+2019」を開幕した。3月3日までの4日間、神奈川県の横浜市にあるパシフィコ横浜と大さん橋ホールを舞台に、国内外のカメラやレンズ、アクセサリが一堂に集結する。
CP+は、今年で10周年を迎えるイベント。これまで28種のワールドプレミア(世界初発表製品)が発信されており、昨年は6万8000人を動員した。従来のカメラマンやファンに留まらず、主に若い女性をターゲットとしたイベントも多く開催。週末にはフォトジェニックイベント「VINYL MUSEUM」がプロデュースした「インスタ映え」スポットが設置されるなど、「写真のわくわくに出会える場」として、広く来場者を集める。
会場には、キヤノンやニコン、ソニー、ペンタックス(リコー)、富士フイルム、パナソニック、オリンパスといった主要カメラメーカーのほか、シグマ、タムロン、エプソン、EIZOといったレンズ、カメラ周辺機器メーカーが出展。このほか、フォトアクセサリアウトレットコーナーや中古カメラコーナーなども開催されている。
新製品では、発表されたばかりのキヤノン「EOS RP」や、リコーの高級コンパクトカメラ「GRIII」、パナソニックの初フルサイズミラーレス「S1」「S1R」、富士フイルムは新作の「X-T30」、オリンパスのフラッグシップミラーレス「OM-D E-M1 X」、ソニーの新作レンズ「FE 135mm F1.8 GM」などを実際に試すことができる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」