アマゾンの偽レビューを買っていた企業をFTCが提訴

Steven Musil (CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 長谷睦 (ガリレオ)2019年02月28日 11時22分

 米連邦取引委員会(FTC)は米国時間2月26日、Amazonで自社製品の販売を増やすために、金を払って偽レビューを掲載していた販売業者を初めて提訴したことを明らかにした

 FTCが訴えた相手はCure Encapsulationsという企業。FTCによれば、同社はAmazonVerifiedReviews.comに金を払って偽レビューの作成と投稿を依頼し、自社のダイエット用ガルシニアサプリメントの評価が平均4.3(最高は5つ星)になるよう操作したという。さらに同社は、この製品のおかげで体重が毎週2ポンド(約0.9kg)以上減ったとか、「文字どおり、脂肪が作られないようブロックしてくれる」といった、何ら裏付けのない誤った主張をレビューに掲載したと、FTCは主張している。

 Amazonによれば、同社はサイトに投稿されるレビューの信ぴょう性を維持し、顧客を欺くような投稿を阻止するため、膨大な数のレビューを自動または手動で監視する取り組みに多額の投資をしているという。さらに、2015年からは詐欺行為に対する法的措置を講じており、すでに1000を超える登録販売業者を偽の製品レビューの投稿で訴えている。

 和解に向けた裁判所命令案では、Cure Encapsulationsは今後、臨床的根拠を提示せずにダイエット用サプリの健康に与える効果を主張することが禁じられる。また、FTCからの申し立てについて既存顧客に通知するとともに、Amazonに対しても、どのレビューが金を払って依頼したものなのかを報告することが義務付けられた。

 同命令案によると、Cure Encapsulationsには1280万ドル(約14億2000万円)の課徴金が課されるが、FTCに5万ドル(約550万円)を支払ったうえで他の納税義務を履行すれば、支払い義務は一時的に猶予される。ただし、同社が財務状況を正確に報告していなかったことが発覚すれば、ただちに全額を支払うことが義務付けられるという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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