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リコー、ついにハイエンドコンデジ「RICOH GR III」を発売へ--タフカメラなど計4機種

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 リコーは、ハイエンドコンパクトデジタルカメラ「RICOH GR III」を含む4製品を発表した。

 今回発表したのは、「RICOH GR III」「RICOH WG-6」「RICOH G900」「RICOH G900 安心保証モデル」「RICOH G900SE」の4製品。

GR LENS18.3mm F2.8を搭載--RICOH GR III

 RICOH GR IIIは、GRシリーズの基本コンセプトである高画質や速写性、携帯性といったカメラの本質的な価値をさらに強化するため、レンズ、イメージセンサー、画像処理エンジンなどの主要デバイス全てを一新した「GR」の最新モデル。発売は3月下旬。市場予想価格は12万円台前半(税込)。

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 従来機種より一回り小さな(より小型の1/1.7型センサーを搭載した「GR DIGITAL IV」と同等の小型サイズ)ボディサイズとなっており、約0.8秒の高速起動、高速ハイブリッドAFや手ブレ補正機構「SR(Shake Reduction)」(3軸4段分の補正効果)の搭載、直感的な操作が可能なタッチパネルなどの新機能を多数採用している。

 同社によると、製品発売後もファームウェアのアップデートによる機能拡張や性能向上が予定され、常に進化し続けるという。また、スマートフォンとの連携を強化するデュアル通信や外出先での充電を容易にするUSB Type-Cコネクターの採用など、時代に即した機能も充実した。

 レンズには、従来と同じ28mm相当の画角(35mm判換算)と開放F2.8の明るさはそのままに、4群6枚の薄型光学系を採用した「GR LENS18.3mm F2.8」を搭載。

 最短6cmでのマクロ撮影や露出係数で2段分に相当するNDフィルターを内蔵し、さまざまな被写体や撮影条件でコントラストの高い、解像性能に優れた描写を楽しめるという。

 撮像素子には、解像性能を優先したローパスフィルターレス仕様のAPS-CサイズCMOSイメージセンサー(有効約2424万画素)、画像処理エンジンには新開発の「GR ENGINE 6」を搭載する。

 AFには、合焦精度に優れるコントラストAFと、高速なAFを実現する像面位相差AFによるハイブリッド方式を採用した。

水深20mの水中撮影に対応--RICOH WG-6

 RICOH WG-6は、WGシリーズで最高となる水深20mで水中撮影を可能とし、新たに近接撮影時に便利な可変リングライトや4K動画にも対応した防水ハイエンドモデル。発売は3月下旬。市場予想価格は5万円台前半(税込)。

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 水深20mの防水性能(IPX8、JIS 保護等級8相当に準拠)と高さ2.1mからの耐落下衝撃性能、マイナス10度の耐寒性能を備えており、最新の裏面照射型CMOSイメージセンサーと高性能画像処理エンジンを採用。

 有効画素数2000万画素の超高精細な静止画と4K解像度の動画撮影機能を実現している。

 焦点距離は、5〜25mm(35mm判換算で約28〜140mm相当)の光学5倍ズームに対応。被写体に最短1cm寄れる接写能力を有する。

 さらに、GPSユニットを内蔵。撮影した画像への位置情報記録や移動時のログを記録できるほか、電子コンパス機能などアウトドア使用時の利便性がさらに高められている。

 また、レンズの周囲に配置した大光量可変リングライト(LED6灯)により、近接撮影時に均一で明るい照明で撮影したり、任意のLEDのみを光らせることで、より立体的なライティングで被写体の撮影が可能となっている。

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土木や建築現場で使えるタフカメラも登場

 RICOH G900は、雨や粉塵など建築や災害、医療などでの過酷な現場に必要な防水・防塵・耐衝撃・耐薬品性に対応し、「デジタル工事写真の高度化に関する協議会」が提唱する小黒板連携機能・信憑性確認(改ざん検知機能)に準拠したデジタルカメラ。発売は5月下旬。希望小売価格は、9万9000円(税別)。

 2014年9月発売の「RICOH G800」の後継機モデル。撮像素子には、少ない光量でも明るく撮影できる裏面照射型CMOS(有効画素数約2000万画素)を採用した。

 耐落下衝撃性能も2.1mに高める一方で、前機種と比べて体積比約26%の小型化を実現。小型化による持ち運びの利便性を高めつつ、軍手をしたままでも操作しやすいボタン配置や指掛かりのしやすいグリップ形状、たすき掛けにも対応した2点吊り可能な幅広のネックストラップを継承することで、工事写真撮影での高い操作性を実現している。

 なお、「デジタル工事写真の高度化に関する協議会」が提唱する小黒板情報連携機能・信憑性確認(改ざん検知機能)は、現場で工事写真の撮影時に、工事名・工種・略図などをチョークで記入した黒板を同時に撮影していた業務を電子化することで、作業効率の向上と工事写真の改ざん防止を確認するもの。

 同機能に準拠することで、従来の黒板を用いた撮影方法と比較して、事前準備、工事写真撮影工程、工事写真管理工程で作業効率を大きく向上する初めてのデジタルカメラになっているという。

 また、土木や建築現場、災害現場などでの屋外業務だけでなく、前機種で好評だった操作制限が行えるカメラロック機能を継承することで、高いセキュリティ管理が求められる現場での撮影や、機材の洗浄・消毒を必要とする医療機関や生産現場など、幅広い業種で活用可能となっている。

 あわせて、通常1年の保証を3年に延長した3年間無償保証と、万一の事故でも安心の修理対応(1回あたり3000円)、さらに修理期間中の代替機サービスを受けられる「RICOH G900安心保証モデル」(税別10万8000円)も用意。主にリコーのOA機器販売ルートを通じて販売する。

 RICOH G900SEは、企業内ネットワークでの管理機能を向上した現場対応デジタルカメラ。雨や粉塵など建築や災害、医療などでの過酷な現場に必要な防水・防塵・耐衝撃・耐薬品性能を備えたほか、最新のBluetooth規格と無線LAN規格、近距離無線通信NFCカード(Felica、Mifare、ISO1443 Type A/Bの非接触ICカード)にも対応している。発売は5月下旬。希望小売価格は12万円(税別)。

 2014年11月発売の「RICOH G800SE」の後継機として、主に同社のOA機器販売ルートを通じて販売する。

 カメラメモ機能、セキュリティ機能などの利便性を向上すると共に、前機種で要望のあったEnterprise Wi-Fiに対応したPC暗号化証明書、カメラメモのオリジナルXMLデータでの出力、企業内システムにおけるファームウェアバージョンアップやカメラ設定変更などの管理機能を向上させた。

 また、東芝メモリ製「Write Onceメモリカード」、PGS製「PGS SD WORMカード」、サンディスク製「SD WORMカード」の改ざん防止カードに対応。撮影データも消去・変更・初期化ができないため、フィルムに代わる原本資料として使用可能。

 小型軽量ながらレンズ前面に強化保護ガラス、要所にプロテクターを装備。過酷な現場環境下での本格使用に耐える2.1mからの耐落下衝撃性能やホコリに強いIP6X(JIS保護等級6)相当の防塵性能、マイナス10度でも動作が可能な耐寒構造、100kgf(重量キログラム)までの重さに耐える耐荷重構造なども備えたタフネスモデルになっている。

 同社によると、セキュリティニーズの高い現場、電気・ガス・水道・道路などのインフラ保守管理や災害対応、自治体、警察、消防や病院などの写真管理業務で威力を発揮するという。

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