リコーは1月8日、複合機の新製品「RICOH IM C」シリーズ7機種16モデルと、クラウドサービス「RICOH Smart Integration」のアプリケーションと組み合わせて提供する「RICOH Intelligent WorkCore」を発表した。紙の情報をクラウドサービスにシームレスに連携でき、業務プロセスのデジタル化を促進するという。共に1月23日から提供する。
IM Cシリーズは、毎分20枚(A4ヨコ)機から毎分60枚(A4ヨコ)機をラインアップし、複合機導入後も基本性能をユーザーの任意で最新状態にアップデートできる「RICOH Always Current Technology」を実装。ユーザー自身で作業が可能で、強固なセキュリティなど常に最新の環境を提供するという。
グループ内で国内の販売活動を担うリコージャパンの代表取締役 社長執行役員を務める坂主智弘氏は「ファームウェアの中のソフトウェアに大きな機能追加がある場合、従来は新製品として提供していた。今後は常に最新のファームウェアにアップデートでき、買い換えなくても新製品レベルの状態を自動的に提供できる」と説明する。
10.1インチのWSVGA大型フルカラータッチパネルを採用。タブレットを操作する感覚で業務が処理できるという。
オプションでは小切手や領収書などの小サイズ原稿のスキャンを可能にする「小サイズスキャン」、本体の胴内でZ折りや二つ折り、外三つ折り、内三つ折りが可能な「インナー紙折り」などを新たに搭載した。
税別価格は、IM Cシリーズで最大の連続複写速度60枚となる「IM C6000」の場合、244万円から。
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