カシワバラ・コーポレーション(カシワバラ)は2月21日、建設分野における技術革新の推進を目的として、建設系ITスタートアップに投資する「JAPAN CON-TECH FUND」を、3月より当初投資枠50億円で開始すると発表した。発表にあわせ、専用サイトでJAPAN CON-TECH FUNDの支援を希望する企業の募集を開始する。
Con-Tech(建設テック)は、Construction(建設)とTechnology(技術)を含み、「建設業界でのIT活用」を意味する造語。米国を中心に2010年頃からCon-Tech領域でのスタートアップ企業の創業が増加しており、日本国内においても、生産性向上に向けた課題解決を目的としたスタートアップ企業が増えているという。
JAPAN CON-TECH FUNDでは、スタートアップ企業にリスクマネーと成長ノウハウを供給し、建設業界に新たなテクノロジーの風を吹き入れることで、双方の事業創出と成長を支援。参入障壁の高い建設業界における新技術の実証実験と、導入支援のために、多くの建設現場を提供するとしている。
カシワバラは、1949年の創業以来、70年にわたり「塗装」を軸とした事業を展開し、マンション大規模修繕等を手がけるトータル・リノベーション・カンパニー。
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