中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)がAppleの企業秘密を盗もうとしたとされる計画の一環で、ファーウェイのエンジニアがAppleのサプライヤーから同社最新スマートウォッチに関する情報を探っていたという。The Informationが報じた。
The Informationは匿名の情報筋から得た情報として、ファーウェイが複数のサプライヤーとFoxconnの組み立てラインで働く労働者にも接近し、「Apple Watch」の心拍モニタから「MacBook Pro」のコネクタケーブルに至るまで、Appleの製品に使用されるさまざまな部品の情報を求めたと報じた。
Appleの現従業員と元従業員によると、そうした活動は、ファーウェイが競合企業の技術を入手するために採用している多様な戦術の一環であり、とりわけ中国に拠点を置くサプライヤーを介することが多いという。
The Informationの記事に対し、ファーウェイの広報担当者は否定したが、Appleはコメントしなかった。
この記事はまた、ファーウェイの従業員らが入手した情報を社内のウェブサイトに投稿し、そうした行為によって処罰を受けないことを保証されていたと伝えている。
ファーウェイの創業者で最高経営責任者(CEO)の任正非氏は、BBCとのインタビューで現地時間2月18日、「当社は決してスパイ活動などしない。そのような行為があれば、私は会社を廃業する」と述べた。同氏はCBS Newsとの別のインタビューでも、この点を強調した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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