クラウド型カメラ録画システムを提供するセーフィーは2月14日、飲食店、小売店のコンサルティングサービスなどを提供するトリノ・ガーデンと提携し、カメラとコンサルティングサービスを組み合わせた「Safie オペレーション向上サービス powerd by tollino-garden」(Safie オペレーション向上サービス)を開始したと発表した。同日から提供を開始している。
Safie オペレーション向上サービス は、セーフィーが提供するクラウド録画カメラとトリノ・ガーデンが手がけるコンサルティングサービスを組み合わせたもの。店舗にクラウドカメラを設置して、定点観測し、録画データをクラウドに保存。その映像を分析し、生産性改善案などを提案する。
クラウドカメラは簡単に設置ができ、録画データはすべてクラウド側に保存するため、映像分析をするトリノ・ガーデンとクラウド上でやり取りが可能。実際に、店内の映像を撮影し、大手飲食チェーンを分析したところ、アルバイトの退職が多い店舗と少ない店舗では、1時間当たりの歩数に違いがあり、1700歩以上歩いている店舗では、アルバイトの退職率が高いことがわかったという。
トリノ・ガーデンでは、映像を元にした店舗内の様子を目視で確認して分析。今までのノウハウと掛け合わせることで、課題点をあぶり出し、解決策を提示しているという。将来的には、目視で確認していた情報分析をもとにAI化する考えだ。
同日から提供を開始しており、1店舗あたり4~5台のビデオカメラ設置が目安。初期費用としてビデオカメラ代が1台につき1万9800円~、月額としてクラウド録画費用が1台につき1200円~必要にあんる。コンサルティング費用は1店舗に付き月額30万円~。調査期間は1~3カ月程度でめどにしており、複数店舗を所有するオーナーなど向けとしている。
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