日本最大級のクラウドファンディングサービス「Makuake」を運営するマクアケは1月31日、国内最大級の受発注サイトを運営するNCネットワークと業務提携したと発表した。
同社によると近年、製造業では自社と異なる技術を持ったベンチャー企業や異業種と協業することにより新規市場に参入したり、BtoB領域で培った技術をBtoC領域で生かして商品開発をしたりするといった、“脱下請け”の動きが急速に進んでいるという。
Makuakeでは、サービス開始当時から製造業領域におけるものづくりプロジェクトのサポートに力を入れており、これまで実施されたプロジェクト数は1500件以上。なかでも、BtoB企業が初めて自社製品を作った際に行う大量生産前のテストマーケティングのほか、金融機関からの融資や流通販路の決定に向けた判断材料としての実績づくりなどを目的とした利用が進んでいるという。
NCネットワークは、創業から20周年を迎え、製造企業約1万7000社とのネットワークを保有する国内最大級の受発注サイトを運営している。今回の業務提携では、相互に利用企業を紹介するほか、中小製造業の新事業や自社製品開発などのサポート製造パートナー企業を紹介し、製造業界の活性化を目指すとしている。
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