ラクスル、運送情報の企業間連携をオンライン化する 「ハコベルコネクト」を発表

 ラクスルは1月24日、同社の物流シェアリングプラットフォーム「ハコベル」において、2月12日より、一般貨物(2tトラックや4tトラックなど)を取り扱う運送会社向けに、物流業界全体を効率化する新サービス「ハコベルコネクト」を提供すると発表した。

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 同社では2015年12月から運送会社と荷主のマッチングサービスであるハコベルを提供。その中で、従来からの紙・電話・FAXによるアナログなコミュニケーションにより、ドライバー間での伝達ミスや状況確認のために電話リレーが発生するといった“低生産性”の問題が浮き彫りになったという。そして、その問題は2tトラックや4tトラックなどを扱う一般貨物事業者間の求配車において特に顕著であることが分かったとのこと。

 ハコベルコネクトは、各運送会社が保有する案件情報や、運送業務に関する情報をオンライン上で可視化し、運送業務に関係する複数の企業が情報をスムーズに連携できる仕組みだという。紙・電話・FAXなどのアナログな業務をデジタル化し、1つの案件に関する情報を複数の運送会社やドライバーと共有することで、情報伝達にかかる手間が大幅に削減し、伝達ミスもなくすとしている。

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従来の運送業界の課題
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ハコベルコネクトの概要

 同サービスの提供開始にともない、2月12日よりハコベルのサービス体系とサービス名称を刷新。これまで運送会社と荷主のマッチングサービスとして提供してきたハコベルは、軽トラックやカーゴなどを扱う軽貨物事業者と荷主のマッチングに特化し、名称を「ハコベルマッチング」に変更するという。

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