ラクスルは8月4日、日本政策投資銀行、グローバル・ブレイン、GMO VenturePartners、Global Catalyst Partners Japan、フィデリティ投信が運用する複数のファンドおよび、既存株主であるオプトホールディングから、総額20億5000万円の資金を調達したと発表した。同社の累計調達額は約79億円。
ラクスルは、2015年2月に総額40億円の資金調達を実施。従来の印刷のEC事業のさらなる拡張のための投資に加えて、中小企業向け集客支援プラットフォームの構築や物流事業「ハコベル」の提供、シンガポール子会社設立を始めとする海外展開などを進めてきた。その結果、売上成長率は過去3年間で50倍程度にのぼり、会員数も約30万にまで成長しているという。
今回資金調達では、主力事業である印刷のEC事業や物流事業を強化するとしている。なお、今回の資金調達のリード投資家である日本政策投資銀行から社外取締役を迎え、取締役会の活性化を図るとしている。
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