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スマートフォンネイティブが見ている世界

「#お守り」でほっこりする10代の受験期SNS事情

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 1月19〜20日に大学入試センター試験が行われた。2019年のセンター試験は、英語のリスニング問題で「りんご・人参・きゅうり・ぶどう」の不思議なキャラクターが登場して話題となった。Twitterで検索するとこれらのキャラクターをイラスト化した投稿などが多数見つかる状態だ。

センター試験の英語のリスニング問題
センター試験の英語のリスニング問題

 受験シーズン真っ最中だが、周囲に受験生がいるご家庭も少なくないだろう。10代はSNSを活用しながら受験期を乗り切っている。SNSに見る受験事情について見ていきたい。

受験期に活発になる「勉強垢」「受験垢」

 2018年より台東区の小野照崎神社が、デジタルとアナログを組み合わせた新しいお守り「お守り2.0」を配布している。誓願紙に決意を記入し、SNSでハッシュタグをつけて宣誓し、誓願紙をお守りに入れ、御神前でお参りするというものだ。ただ神頼みするだけでなく、自ら目標に向かって行動してほしい、同じ願いを持つ人同士がつながって背中を押し合えるようにという意味のようだ。

小野照崎神社「お守り2.0」
小野照崎神社「お守り2.0」

 これと同様に、今の10代は受験時にSNSで目標を宣言している例は多い。ある高校生いわく、「自分だけで頑張っていても、ついサボりたくなるし、なかなか頑張れない。(でも学校の友だちには言いづらいので)SNSの友だちに宣言している」のだ。

 受験期に活発になるのは、勉強専用の「#勉強垢」だ。定期試験などを投稿するアカウントもあるが、受験に特化した「#受験垢」を作っている子も少なくない。Twitterでは、「いつもの垢は低浮上になるけど、その代わりに勉強垢は浮上が多くなります」などの投稿が多くなる。

 受験でSNSをやめてしまう人もいるが、自分のことを忘れられたりアンフォローされたいわけではない。そこで、「辞める意志はなく、受験後に戻ってくる」という意思表示が“低浮上”なのだろう。「受験の真っ最中はアプリを削除してSNSをやりたい気持ちを抑えていた」という話を聞いたことがある。アプリを削除しても、アカウントを削除しなければ戻ってこられるからだ。

 最近は、「#0304student」「#0304students」などのハッシュタグをつけることが多い。このハッシュタグは2003〜2004年生まれの学生という意味であり、執筆時点で中学3年生であることを指している。なお、「#03line」は2003年生まれという意味で、「#jc3」「#ljc」「#中3」はすべて中学3年生を指している。同じ学年の受験生同士交流したいという気持ちの現れだろう。

 ハッシュタグ「#受験」(約12万6000件)、「#受験生」(約42万8000件)、「#センター試験」(約4万4000件)、「#入試」(約2万1000件)、「#レッツゴーカク」(約8万3000件)などをつけて、受験関連の追い込みの学習状況、テストの点数などを投稿している子どもは多い。まとめたノートや目標の点数、1日の学習時間などを書いてあることもある。ストレートに自分や友だちの合格を祈願しているアカウントが多く、彼、彼女らの合格を応援したくなる。

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