Intelは米国時間2月22日、全世界の職場で賃金の男女平等を達成したと発表した。
同社は、株式ベースの報酬を賃金の平等性の分析に追加したことも明らかにした。従来、賃金の調整は従業員の基本給と賞与に対してのみ行われていた。2018年より、株式付与を含む総報酬の評価を開始した。
Intelは賃金の平等について、同一または類似の役割を果たす「さまざまな性別、人種、民族性の従業員間の平均賃金の差を埋めること」と定義している。同社が考慮するのは、業績や在職期間などの要素だ。
人事担当バイスプレジデント兼報酬および手当担当ディレクター、Julie Ann Overcash氏は発表の中で、「賃金の男女平等を達成するという当社の約束は、Intelを真に包括的な職場にする取り組みの中心を占めている。このことは従業員の業績、生産性、およびエンゲージメントの重要な要素だとわれわれは考えている」と述べた。
同社の法務部門と人事部門が外部のベンダーと協力し、「実績のある統計モデリング手法」を用いて、性別による給与差がある国を洗い出したという。平等な報酬を受け取っていなかった従業員については、その差分を埋める調整がなされた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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