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フォード傘下の通勤バスサービスChariotが廃業へ

Dara Kerr (CNET News) 翻訳校正: 編集部2019年01月11日 11時02分
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 通勤用バスサービスを手がける新興企業Chariotが廃業する。

 最高経営責任者(CEO)のDan Grossman氏は米国時間1月10日、Chariotが3月末までにすべての事業を終了すると発表した。同氏のブログ記事によると、サービス終了の決定は「熟慮」の末に下されたものだという。

 Chariotの広報担当者は電子メールで、「Chariotがこの5年間に提供してきたモビリティサービスは、今後も持続可能な解決策にはならないことが明白になった」と述べた。

Chariot
提供:Ford

 Chariotの目標は、公共交通機関よりも少しだけ高い料金(通常は、1回の乗車につき1.5ドル~3ドル割高)で代替サービスを提供することだった。このサービスは2014年4月にサンフランシスコで開始し、その後、米国のほかの9都市とロンドンに拡大した。Fordは2016年9月、Chariotを6500万ドルで買収した。

 Chariotは中型のバンを使用して、郊外と中心部および金融街の間で通勤者を往復輸送することに注力した。Grossman氏によると、Chariotはこの5年間に300万回以上の乗車を提供したという。一部の都市計画者は、Chariotが裕福な顧客向けにサービスを提供しており、都市の公共交通システムと不当に競合していると批判した。

 San Francisco Examinerによると、Chariotは2018年、市バスの路線に沿ったルートを走行していることをめぐって、サンフランシスコ市交通局(SFMTA)と衝突した。これを受けて、SFMTAは、Chariotがこれ以上公共交通機関の路線と同じルートを作成することを禁じる新たな規制を制定した。

 2014年にサンフランシスコで高級バスサービス(Blue Bottleのコーヒーとコールドプレスジュースも提供)を開始したライバルのLeapも廃業した。Leapは2015年、カリフォルニア州から適切な営業許可を取得していないことを理由に、廃業を余儀なくされた。

 Grossman氏によると、Chariotは2019年1月25日に英国内の全バスルートを廃止し、2月1日に米国のサービスを終了するという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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