自動運転の電動バスを手がけるフランスのNavyaは現地時間6月29日、パリのビジネス街であるラ・デファンス地区において、無人運転シャトルバスの試験運行を開始した。試験は、少なくとも2017年末まで続ける計画。
この試験は、電気自動車(EV)タイプの小型バス「NAVYA ARMA」3台を使い、3つのコースで定期的なシャトルサービスとして実行する。NAVYA ARMAは、最大15人を乗せ、運転手なしで走行させることが可能。速度は最大で時速45km。
試験期間の前半に相当する最初の3カ月間は、係員が同乗する。後半の3カ月間は同乗せず、完全に無人運転となる。
ラ・デファンス地区は、毎日50万人以上が訪れるほど人が集中する市街地。このような環境で試験運行を実施し、数年後の実運用に向けた検討に役立てる。Navyaは、NAVYA ARMAでファーストマイルおよびラストマイルのシャトルバスサービスを提供したいとしている。
なお、この試験運行されるシャトルバスには、無料で乗車できる。
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