Facebookがベトナムで新しいサイバーセキュリティ法違反に問われている。現地時間1月9日に国営メディアが報じたところによると、違法とされるコンテンツをユーザーが自社のプラットフォームに投稿することをFacebookが容認している点が問題視されたという。
この記事ではベトナムの情報通信省の発言を引用し、「中傷的な内容」や「反政府的な意見」に加え、個人や組織の名誉を損なう投稿が、違法コンテンツにあたると伝えている。
同省はFacebookに繰り返しメールで要請したが、Facebookは違法なコンテンツを削除せず、「不正なアカウント」の情報を当局に引き渡すことを拒否したと、同省は主張している。
この法律は2019年1月1日に発効したが、ネット企業に対しユーザーデータを国内に保管することや有害とみなされるコンテンツのプラットフォームからの削除を義務付け、裁判所の命令がなくても政府がユーザーデータの提出を求められるなど、内容をめぐっては議論がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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