LG Electronics(LG)は1月7日(米国時間)、世界初となる巻き取り式65インチのOLEDテレビ「LG SIGNATURE OLED TV R(model 65R9)」を発表した。
テレビは近年大画面化が進んでいるが、テレビを使用しないときも部屋のスペースをディスプレイが占める傾向にある。目立たないよう薄型にはなってきているが、もしもディスプレイが収納できたら──それを叶えるのが今回発表されたLG SIGNATURE OLED TV Rだ。
Amazon Alexaとも連係するほか、AirPlay 2をサポートし、iPhoneなどのAppleデバイスから直接LG SIGNATURE OLED TV Rにビデオを再生したり写真を映したりできる。
LG SIGNATURE OLED TV Rの「R」は、ディスプレイのスペースを調節できることによって、ホームエンターテイメントに革命を起こし、スペースを再定義することに由来する。
大画面の「フルビュー」ほか、「ラインビュー」「ゼロビュー」の3つのモードを持つ。ラインビューでは、時計、フレーム、ムード、音楽、ホームダッシュボードなどの機能を選択できる。時計モードを起動して時間と天気を一目で確認したり、フレームモードで家族の写真をスマートフォンで共有したりできる。ゼロビューは、ディスプレイを収納し、まったく見えないように隠せる。ただし、ゼロビューでも、ユーザーは4.2チャンネルの音楽やその他のオーディオコンテンツを楽しめるとしている。
米国で1月8日(米国時間)から開幕する民生機器テクノロジー業界の関係者が一堂に会する世界最大規模のイベント「CES 2019」に先駆けたプレスイベントで製品を披露した。 1月8日よりLGブース (LVCC Central Hall #11100) で実機を展示する。
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