パナソニックは1月8日、BS4K、110度CS4Kチューナーを内蔵した4K液晶テレビ「ビエラ GX850/GX750」シリーズを発表した。外付けHDDへの録画にも対応する。発売は1月25日から順次。
GX850シリーズは、65、55、49、43V型の4モデルをラインアップ。AIがSDR映像とHDR映像のデータベースを機械学習し、最適な処理をする「AI HDRリマスター」を搭載し、地上デジタル放送など通常の映像も、HDR映像のように高コントラストに変換できる。LEDバックライトと信号処理による「Wエリア制御」とあわせ、暗部から明部まで、映像表現力を増し、鮮明な映像を再現する。
「4Kファインリマスターエンジン」も備え、地上デジタル放送やネット動画などの映像も4K高精細化を実現。素材解像度検出処理を加えることで、ハイビジョンから4Kへアップコンバートしたものか、元素材が8Kなのかといった映像の素性を認識し、最適な高精細化が可能だ。
吸着機能付きの「転倒防止スタンド」を採用し、スイッチ操作でテレビ台に吸着し、倒れにくくしている。
GX750は、49、43V型の2モデルを用意。カラーマネジメント回路「色忠実補正回路」を搭載し、高輝度から低輝度域まで色鮮やかな発色を実現する。信号処理によるコントラスト制御により、高コントラスト感と明暗の表現力を両立した。
GX850は、HDR10、HLG、HDR10+、ドルビービジョンの4方式、GX750は、HDR10、HDR10+、HLGの3方式に対応。両機種ともにフルレンジスピーカーを2個搭載し、15W+15Wの「30W ダイナミックサウンドシステム」により、リアルな高音質を実現。GX850のみ、高さ方向の音表現もできる「ドルビーアトモス」もサポートする。
いずれもIPS液晶パネルを採用し、斜めから見ても鮮やかな映像視聴を実現。視聴したいコンテンツを探しやすい「かんたんホーム」画面には、ネット動画サービスも追加し、NetflixやYouTube、Huluなどの動画サービスにもアクセスしやすいほか、リモコンにもNetflixとAbemaTVの専用ボタンを設けている。
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