Amazonは米国時間12月26日、2018年のホリデーシーズンの売り上げを公開した。クリスマス翌日にこのリストを発表することが、何年も前から同社の恒例行事となっている。同社はさまざまなデータと実績を並べ、ホリデーシーズンを祝う人々の生活に自社がさらに深く浸透していることをアピールした。ホリデーシーズン中の世界の顧客からの注文は、過去最高を記録したという。
Amazonは特に、有料会員サービス「Prime」での数字を大きく取り上げている。Amazonによると、このホリデーシーズンにPrimeサービスを通して出荷した商品は、米国内で10億点を超えたという。同社は2016年にホリデーシーズンに10億点以上の商品を世界のPrime会員に発送したと発表しており、その躍進ぶりがうかがえる(2018年は、世界の出荷件数は明らかにされていない)。Amazonはさらに、数千万人にも上るユーザーが、このホリデーシーズンにPrimeの有料会員または無料体験に登録したと述べた。2017年にはホリデーシーズン期間内の「1週間」でPrimeの無料体験または有料会員に登録したユーザーが400万人を超えたと発表している。
Amazonは2018年のホリデーシーズンにおけるAmazonデバイスの販売実績も発表している。同社によると、2018年のAmazonデバイス販売台数は、ここ数年よりも「数百万台」多かったという。また全カテゴリを通して最も売れた商品のトップは、エントリレベルの「Alexa」搭載スピーカー「Echo Dot」だった(続いて、玩具の「L.O.L. Surprise! Glam Glitter Series Doll」、「Carhartt」のファッションアイテム、「Bose QuietComfort」ヘッドホンが挙げられている)。
「Fire TV Stick 4K」ストリーミングデバイスと「Echo」スピーカーも、Amazonデバイスの中でよく売れた上位商品として挙げられている。また、使用時間などを制限する保護者向けの機能が付いた「Echo Dot Kids Edition」と「Fire Kids Edition」が、ホリデーシーズンの販売記録を更新したという。
その他の数字として、Alexaがこのホリデーシーズンに設定したタイマーは1億件を超え、ユーザーがAlexaにレシピをリクエストした回数は2017年のホリデーシーズンの3倍だったという。ホリデーシーズンにAlexaを通して最も再生された楽曲は、3年連続でMariah Careyさんの「All I want for Christmas is You」だった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス