ヤマハ発動機、約113億円規模の自社ファンド設立--モビリティや自動化技術など

 ヤマハ発動機は12月11日、運用総額1億ドル(約113億円)、運用期間10年の自社ファンド「Yamaha Motor Exploratory Fund」を米国に設立したと発表した。

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 ファンドでは、将来のパーソナルモビリティや都市交通分野、航空分野のほか、農業や医療分野における自動化技術など、革新的な技術やビジネスモデルを持つベンチャー企業を対象に投資する。

 同社は、2015年設立の「Yamaha Motor Ventures & Laboratory Silicon Valley」を通して、ベンチャー企業の探索を実施。その成果として、移動体向けメッシュ型Wi-Fi通信サービスや通信ハードウェアの開発・販売などを手がける米Veniam、ロボット工学とオートメーション化、解析技術をベースとした農業分野の自動化ソリューションを開発するRobotics Plus(ニュージーランド)など、合計9社のベンチャー企業に出資している。

 今回、設立したファンドを通じて、グローバル規模でアーリーステージのベンチャー企業への投資を加速させるという。

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