ヤマハ発動機と台湾Gogoroは、台湾における電動スクーター事業での協業を目指し、検討を開始した。2018年中に正式契約を結ぶとしている。
Gogoroは、台湾で電動スクーターを開発する企業。バッテリ交換式のスクーターを販売するほか、同社製バッテリ用のバッテリステーションを各地に配備し、ユーザーがバッテリを共有して電動スクーターを利用できるようにするサービスを台湾で展開している。
バッテリステーションは現時点で台湾各地に750カ所以上あり、2019年には1000カ所を超える見通しだそうだ。ユーザーは、乗っているスクーターのバッテリ残量が少なくなったら、ステーションで交換して乗り続けられる。
今回の協業は、電動スクーターの開発、製造委託、バッテリ交換システム共用に関するもの。ヤマハが「ヤマハ」ブランドの電動スクーターをGogoroの市販車ベースでデザインし、生産をGogoroに委託する計画。
完成車両は、ヤマハモーター台湾が台湾市場で販売する。第一弾モデルは、2019年夏ごろに発売する計画。
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