アウトドア遊びの際や、災害などによる停電の際に役立つガジェットとして、太陽光発電に対応したランタン兼モバイルバッテリ「PackLite」を以前取り上げた。
今回は、PackLiteと同じコンセプトなのだが、デザイン性が高く美しいランタン兼モバイルバッテリ「QWNN」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
QWNNは、内蔵バッテリに太陽光発電またはUSBで充電しておくと、LEDランタンやモバイルバッテリとして使えるデバイス。充電時や持ち運び時などはコンパクトに畳んでおけるが、広げるとランタンの明かりを広範囲に届けられる。この折りたたみ式のデザインは、折り紙からの着想だそうだ。
ランタンの明るさは6段階、45ルーメンから320ルーメンの範囲で調整できる。バッテリ容量は4000mAhあり、最大で48時間の連続点灯が可能という。アウトドアで使うことを想定しており、防水性も備える。
さらに、シリア難民へランタンを届ける支援活動「Give Light, Get Light」と連動していたPackLite同様、QWNNの開発チームも2018年10月にインドネシアで発生した地震と津波の被災者へランタンを贈る。Indiegogoキャンペーン経由でQWNNを注文すると、同じ数のランタンをインドネシアの被災者へ提供するとしている。
Indiegogoでの目標金額は2万ドル(約225万円)。記事執筆時点(日本時間12月10日16時)で目標の5倍を上回る約10万6000ドル(約1192万円)の資金を集めている。
QWNNの紹介ビデオ(出典:YouTube)
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