Microsoftは米国時間12月3日、非営利団体のCode.orgに対して1000万ドル(約11億3000万円)の資金を提供することを明らかにした。Code.orgは、米国のK-12教育機関(幼稚園年長から高校まで)にコンピュータサイエンス教育を広める活動をしている。
「コンピュータサイエンスに取り組む学生は、単に未来のソフトウェアエンジニアになるためにコードの書き方を学んでいるのではない。未来の職場で成功するために必要な創造性、批判的思考、問題解決能力を養っているのだ」と、Microsoftは「コンピュータサイエンス教育週間」(Computer Science Education Week)の始まりとなるこの日に発表した声明の中で述べている。
また、Code.orgのHadi Partovi代表によると、Microsoftは資金援助だけでなく、コンピュータサイエンスを最新の学問分野として認めてもらおうとするCode.orgの活動を、全米レベルや州レベルで支援してきたという。
Code.orgでは、このような取り組みの1つとして、プログラミング教育キャンペーン「Hour of Code」を、コンピュータサイエンス教育週間に合わせて毎年企画している。これに関連する活動は年間を通じて世界各地で実施されており、「コード(プログラム)の謎を解き明かし、誰もがその基本を学ぶことが可能なことを明らかにして、コンピューターサイエンス分野への参加者を拡大するため」に始まったと、Code.orgはウェブサイトで説明している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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