Microsoftは米国時間12月3日、「Skype」と「PowerPoint」にライブキャプションや字幕を表示する機能を追加すると発表した。発言内容が理解しやすくなるという効果がある。
ライブキャプションは、音声をテキストに変換する人工知能(AI)によって作成され、プレゼンテーションやビデオ会議の間の発言をリアルタイムに表示する。字幕が必要な場合に、言語設定を変更することもできる。母国語への翻訳が必要な人や聴覚障害のある人にとって、特に便利な機能になりそうだ。
ライブキャプションと字幕は現在、Skypeの最新版で提供されている。1対1の通話とグループ通話の両方に対応する。Microsoftはさらに、20以上の言語と方言への翻訳を数週間のうちにサポートするとしている。この機能を有効にする方法については、Microsoftのサポートページを参照してほしい。「Android」「iOS」「Linux」「macOS」「Windows」を搭載する端末が対象だ。
PowerPointにライブキャプションと字幕が提供されるのは、2019年1月下旬になる予定だ。Microsoftによると、12種類の話し言葉を認識し、60を超える言語で字幕を表示するという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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