Airbnbが、民泊などのサービスから、家の建築に関連する事業にも乗り出そうとしているようだ。
Airbnbは米国時間11月29日、「Backyard」という新たな取り組みについて、同社のデザインスタジオである「Samara」のサイトで明らかにした。人々にさまざまなスタイルの既製の家のプロトタイプを提供することを想定しているようだ。Fast Companyによると、これらの建物は人々の裏庭に建てることも、独立した住宅にすることも可能だという。同社はBackyardについて、無駄を抑え、人を中心に据えた未来志向の家が造られ、共有されるようにする新たな手段のプロトタイプを作る取り組みだとしている。
Airbnbの共同創業者であるJoe Gebbia氏は声明の中で、「Backyardでは、われわれはAirbnbが思い描いてきたのと同じ視点、つまりスペースの可能性という視点で、それをより広く、建築と建設に生かそうとしている」と述べた。
Backyardの住宅がどのようなものになるのか、そしてAirbnbがどのように利益を上げる計画であるのかは明らかになっていない。Gebbia氏によると、同氏は現在、このプロジェクトに取り組む建築家や設計者、エンジニアのチームの募集を開始しているという。またFast Companyによると、プロトタイプユニットの一部を2019年に披露したいと考えだという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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