セレモニーでは、A-PABが11月に実施した4Kおよび8K放送に関する最新の調査結果も発表された。全国5000人を対象にウェブ調査を実施したもので、認知度や視聴意向は、いずれも9月の調査に比べて増えている。
同調査によると、4Kという言葉を知っている人は、87.2%(知っている63.2%、知っているような気がする24.0%)。9月調査の86.3%から若干増えた。また、8Kについては、62.2%(知っている42.6%、知っているような気がする19.6%)となった。
4K放送を視聴したい人は、42.1%(ぜひ視聴したい11.2%、まあ視聴したい30.9%)、8K放送を視聴したい人は37.8%(ぜひ視聴したい10.2%、まあ視聴したい27.6%)となった。
4K対応テレビに加えて、4Kチューナーが必要であることを知っている人は24.8%となり、4K対応テレビ所有者では、48.1%が知っていると回答している。
また、新たに4Kチューナーが必要であることを知っている人の情報入手経路では、インターネットで知った人が38.2%と最も多く、次いでテレビ、電気店店頭となっている。
なお、4Kチューナー内蔵テレビは、シャープ、三菱電機、東芝映像ソリューション、ピクセラの4社が発売。ハイセンスジャパンおよびLG電子ジャパンが製品を発表。パナソニックとソニーが商品化の意向を明らかにしている。8Kチューナー搭載テレビは、シャープが発売している。さらに、富士通が4Kチャーナー搭載パソコンを発売している。
4Kチューナーは、ピクセラ、パナソニック、ソニービジュアルプロダクツ、東芝映像ソリューション、シャープ、アイ・オー・データ機器、船井電機が発売。マスプロ電工とDXアンテナが製品を発表している。8Kチューナーはシャープが発売している。
4Kチューナー内蔵レコーダーは、パナソニックとシャープが発売。ピクセラが製品を発表済みだ。また、4Kチューナー内蔵CATVセットトップボックスは、ヒューマックスジャパン、パナソニック、テクニカラー・パイオニア・ジャパンが発売している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)