一般社団法人 不動産テック協会は11月28日、「設立イベント 〜不動産テック協会活動報告と最新版不動産テックカオスマップ発表〜」を開催した。不動産テック協会の理事、顧問らが挨拶をしたほか、不動産テックカオスマップ最新版を発表した。
不動産テック協会は、9月に一般社団法人として設立。不動産とテクノロジーの融合を促進し、不動産に係る事業と不動産業の健全な発展を図り、国民経済と国民生活の向上、公共の福祉の増進に寄与することを目的にしている。
代表理事を務めるダイヤモンドメディア代表取締役の武井浩三氏が「1社だけではなにもできない。情報の流通、データをどう共有していくかを考え、競合他社はライバルであると同時にパートナーでもある。不動産テクノロジー企業同士が手を取り合える取り組みを業界全体で作っていきたい」とコメントした。
協会内では、「情報化・IoT部会」「流通部会」「業界マップ部会」「海外連携部会」の4つの部会を実施。状況や課題を調査しているほか、ルール策定や対策案の提示などを進めるとのこと。
イベント当日には、業界マップ部会が作成する「不動産テックカオスマップ」の最新版となる第4版を公開。第3版の掲載数が173だったのに対して、第4版では107増加、17減少し、合計263の企業が掲載されているという。
不動産テック協会の理事と顧問は以下の通り。
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