ファーウェイ・ジャパンは11月28日、HUAWEI Mateシリーズのフラッグシップモデル「HUAWEI Mate 20 Pro」を国内でも11月30日より順次発売すると発表した。
英ロンドンで10月16日(現地時間)に開催したイベントで発表された製品だ。市場想定価格は11万1880円(税別)で、SIMフリー端末としてファーウェイ・オンラインストアほか、MVNO、家電量販店、ECサイトなどで販売する。カラーはミッドナイトブルーとトワイライトの2色。
また、国内の携帯電話事業者としては、ソフトバンクが独占で12月中旬以降に発売する。発売に先立ち、12月7日から予約を受け付ける。ソフトバンクはブラック、ミッドナイトブルーの2色を取扱い、ブラックはソフトバンクのみのカラーとなっている。
HUAWEI Mate 20 Proは、約6.39インチ、 19.5対9のOLED高精細大画面2K+(3120×1440ドット)ディスプレイを搭載。最新のHUAWEI Kirin 980 オクタコアCPUとデュアルNPUを備える。
標準搭載している「AI Vision」機能は被写体をスキャンし、 それに関連する情報を表示できる。たとえば、カメラをかざすだけで簡単な調べ物や翻訳ができ、さらに類似する製品をオンラインストアから探し出し簡単に気になる商品を購入できる。旅先で気になるランドマークをスキャンすればその建物の情報を表示し、食べ物をスキャンすれば、カロリーを表示する。
Leicaトリプルカメラが更に進化し、16mmの超広角レンズを搭載。3つのレンズは、この約2000万画素の超広角レンズ(16mm, f/2.2)のほかに、約4000万画素の広角レンズ(27mm, f/1.8)、約800万画素の3倍光学望遠レンズ(80mm, f/2.4)を搭載している。超広角だけでなくマクロ撮影にも対応しており、最大2.5cmまで接近できる。
さらに、画面に内蔵された指紋センサや3D顔認証機能、超高速充電機能(30分間で70%)などを持つ。バッテリーの容量は大容量の約4200mAhで、 さらにAIの機械学習による最適化によりこれまでにない電池持ちを実現したとしている。
また、新しい「HUAWEI NM」という形式で拡張ストレージにも対応する。HUAWEI NMカードは、nanoSIMと同じサイズのフラッシュメモリだ。またデュアルSIMに対応し、デュアル4G デュアルVoLTEに対応する。
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