月例パッチが公開される日ではないが、Microsoftが「Windows 10」の複数バージョンに累積アップデートを通じて大量のパッチを提供できないわけではない。Microsoftは米国時間11月27日、Windows 10の複数の旧バージョン向けに累積アップデートをダウンロード提供した。
同社は27日、Windows 10のバージョン1803(April 2018 Update)、1709(Fall Creators Update)、1703(Creators Update)、1607(Anniversary Update)向けのアップデートを公開した。関連するKB番号ごとのさまざまなバグ修正やパッチは、Windows 10の更新履歴ページに列挙されている。
27日に一連のパッチが適用されていないのが明らかなバージョンは、1809(October 2018 Update)だ。Computerworldが報じているように、Windows Insider Programの「Release Preview」リングのテスターらは先頃、バージョン1809の累積アップデートを入手している。
Microsoftは、一般ユーザー向けにWindows 10のバージョン1809をリリースして以来、ZIPファイルやマッピングされたドライブ、Intel製ディスプレイドライバなど、バージョン1809に既知の問題がいくつかあることを周知してきた。同バージョンでは、特定の形式のファイルを開くのに「Notepad」などのWin32アプリをデフォルトに指定できない問題や、「Windows Media Player」のシークバーが利用できない問題など、他の問題も起きている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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