コインチェックは11月26日、仮想通貨リップル(XRP)とファクトム(FCT)について、入金・購入を再開したと発表した。これにより、同社が取り扱う全仮想通貨の売買が可能になった。
同社は、2018年1月26日に発生した仮想通貨NEMの不正送金事件以降、日本円の出金やビットコインを除いたすべてのアルトコインの売買を停止。その後、流出したNEMの日本円による補償を実施し、3月から6月にかけて、仮想通貨の出金・売却を順次再開している。また、4月にはマネックスがコインチェックを36億円で買収。あわせて、業務改善計画を策定・実行し、経営管理態勢及び内部管理態勢の改善を実施。10月30日には一部仮想通貨の売買と新規口座開設を再開した。
今回、再開したサービスは下記の通り。
通貨の出金・売却については、全仮想通貨ですでに対応している。また、すべてのユーザーに対し、入金時に入金アドレスを再発行する必要があるとしており、旧入金アドレスに送金した場合、残高への反映・仮想通貨の返還はできないとしている。なお、XRPの入金時に、入金アドレスに加えて「宛先タグ」の入力が必須となるという。
順次再開を予定しているサービスは下記の通り。
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