E・マスク氏、月旅行ロケットの新名称を「Starship」に--「BFR」から改称

Zoey Chong (CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 高森郁哉 (ガリレオ)2018年11月21日 11時36分

 SpaceXが初めての民間月旅行にも使用する宇宙船の名称について、最高経営責任者(CEO)のElon Musk氏が心変わりした。

 これまで、この宇宙船は「Big Falcon Rocket(BFR)」と呼ばれていた。だが、Musk氏は米国時間11月19日、より古典的な「Starship」に改名するとTwitterで発表した。

 Musk氏はその後のツイートで、Starshipが宇宙船そのものの名称になると説明した。「地球の大きな重力から適切に離脱する」のに役立つロケットブースターは、「Super Heavy」と呼ばれることになる。

 2023年にStarshipを月に送る準備をすることのほかに、SpaceXは、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を補給する好調なビジネスを手がけている。そうした比較的短距離の輸送には、2008年から宇宙に飛んでいるSpaceXの「Falcon」ロケットと、「Dragon」宇宙船が使われてきた。SpaceXはそれ以外にも、世界中でブロードバンド通信を可能にするため、地球の軌道に数千の衛星を打ち上げる計画を進めている。

SpaceX
SpaceXが以前公開した、BFRのイラスト
提供:SpaceX

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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