SpaceXが初めての民間月旅行にも使用する宇宙船の名称について、最高経営責任者(CEO)のElon Musk氏が心変わりした。
これまで、この宇宙船は「Big Falcon Rocket(BFR)」と呼ばれていた。だが、Musk氏は米国時間11月19日、より古典的な「Starship」に改名するとTwitterで発表した。
Renaming BFR to Starship
— Elon Musk (@elonmusk) 2018年11月20日
Musk氏はその後のツイートで、Starshipが宇宙船そのものの名称になると説明した。「地球の大きな重力から適切に離脱する」のに役立つロケットブースターは、「Super Heavy」と呼ばれることになる。
Technically, two parts: Starship is the spaceship/upper stage & Super Heavy is the rocket booster needed to escape Earth’s deep gravity well (not needed for other planets or moons)
— Elon Musk (@elonmusk) 2018年11月20日
2023年にStarshipを月に送る準備をすることのほかに、SpaceXは、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を補給する好調なビジネスを手がけている。そうした比較的短距離の輸送には、2008年から宇宙に飛んでいるSpaceXの「Falcon」ロケットと、「Dragon」宇宙船が使われてきた。SpaceXはそれ以外にも、世界中でブロードバンド通信を可能にするため、地球の軌道に数千の衛星を打ち上げる計画を進めている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス