メドピアは3月26日、同社が運営する、医師専用コミュニティサイト「MedPeer(メドピア)」において、スマートフォン向けアプリ(iPhone版)をリリースしたと発表した。
医師の日常に寄り添うサービスとして進化することを目的としており、医師会員は勤務中のみならず、移動中やスキマ時間、休日でもMedPeerにログイン可能。これにより、医師同士の最新の話題をキャッチアップしたり疑問解決のヒントを得たりできる。
MedPeerは、医薬品や疾患など臨床に関するテーマから、医師のキャリアやプライベートまで、医師同士が経験や知識を「集合知」として共有する、医師に限定したソーシャルメディアサービス。2007年8月に開設して以来、医師目線のサービスとして医師の支持を集め、医師10万人(国内医師の3人に1人)が参加するなど会員数を拡大している。
また、2016年12月に「医師同士の建設的な意見交換の場」というMedPeerの価値を強化するためにリリースした「FORUM(フォーラム)」の投稿数は増加を続け、それに伴いMedPeerのDAU(デイリーアクティブユーザー数)は、2017年12月末時点で前年同期比1.5倍へと成長しているという。
同社によると、これまでMedPeerはPCでの利用を中心に拡大してきたが、調査の結果、現在医師の約8割がスマートフォンを利用しており、約6割がスキマ時間にスマートフォンを利用していることから、今回のスマートフォン向けのアプリをリリースに至ったとしている。
なお、アプリ版ではまず、医師の疑問を医師同士で解決するサービスとして、「Q&A 臨床」と「Q&A LIFE」機能を搭載する。他の機能については、今後順次追加するとしている。
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