バンナム、メットライフドームで「アイマス シンデレラガールズ」単独ライブを実施 - (page 3)

2日目は“夏の遊園地”をテーマに寒さを吹き飛ばすステージに

 2日目もオープニングは全員による「イリュージョニスタ!」を皮切りに、楽曲を次々と披露。1日目は春だったのに対し、2日目は“夏”。ハイテンションになるような勢いのある曲が多く、光量が強いオレンジのコンサートライトが一面に広がる光景が多く見られた。またこの日では小市さんがナンバリングの大型ライブでは初めての出演となっていたが、MCでは人一倍の大きな声とやんちゃっぷり、ステージでは遠くからでもわかるほど大きな動きで、晴としての存在感を醸し出していた。

「イリュージョニスタ!」(2日目)
「イリュージョニスタ!」(2日目)
「Starry-Go-Round」(2日目)
「Starry-Go-Round」(2日目)
「CoCo 夏夏夏 Holiday」(花守さん、原紗友里さん、原優子さん、春瀬さん、安野さん)
「CoCo 夏夏夏 Holiday」(花守さん、原紗友里さん、原優子さん、春瀬さん、安野さん)
「銀のイルカと熱い風」(飯田さん、今井さん、小市さん、洲崎さん、福原さん)
「銀のイルカと熱い風」(飯田さん、今井さん、小市さん、洲崎さん、福原さん)
「Orange Sapphire」(藍原さん、朝井さん、五十嵐さん、大橋さん、金子さん)
「Orange Sapphire」(藍原さん、朝井さん、五十嵐さん、大橋さん、金子さん)

 LittlePOPSの5人がそろった「リトルリドル」(青木さん、朝井さん、五十嵐さん、桜咲さん、山本さん)や、人気ユニットのLOVE LAIKAによる「Memories」(上坂さん、洲崎さん)、デレステ3周年記念曲でもある「ガールズ・イン・ザ・フロンティア」(青木さん、上坂さん、洲崎さん、立花さん、原優子さん)、大きな盛り上がりを見せたnew generationsによる「Absolute NIne」(大橋さん、原紗友里さん、福原さん)、いつも元気なみりあをバラードで表現し大きな拍手が贈られた「わたぐも」(黒沢さん)、伸びやかに響く歌声とライティングで世界観を表現した「in fact」(佐藤さん)などなど、2日目も魅力的なポイントが挙げきれないほどのステージが展開された。

「リトルリドル」(青木さん、朝井さん、五十嵐さん、桜咲さん、山本さん)
「リトルリドル」(青木さん、朝井さん、五十嵐さん、桜咲さん、山本さん)
MC(2日目)より
MC(2日目)より
MC(2日目)より
MC(2日目)より
「美に入り彩を穿つ」(立花さん、ルゥさん)
「美に入り彩を穿つ」(立花さん、ルゥさん)
「Absolute NIne」(大橋さん、原紗友里さん、福原さん)
「Absolute NIne」(大橋さん、原紗友里さん、福原さん)
「ガールズ・イン・ザ・フロンティア」(青木さん、上坂さん、洲崎さん、立花さん、原優子さん)
「ガールズ・イン・ザ・フロンティア」(青木さん、上坂さん、洲崎さん、立花さん、原優子さん)

 終盤の挨拶は大橋さん、福原さん、原紗友里さんが3つの属性を代表する形で話すなか、それぞれの属性メンバーが「全力全開、情熱パッション」「クールで熱く駆け抜けて行く」「笑顔で可愛く頑張ります」と声をそろえてメッセージを送ると大きな歓声が包まれていた。こと、ライブとしては福原さんが凛として話していた「ここはまだ通過点」を感じさせるようなものであり、次に行われるナゴヤドーム公演もさることながら、“その先”の可能性も感じさせるものとなっていた。

「GOIN!!!」(2日目)
「GOIN'!!!」(2日目)
「お願い!シンデレラ」(2日目)
「お願い!シンデレラ」(2日目)

 そんな見どころはすべてといえるライブのなかでも、個人的なところも多分にあるのだが、筆者のお気に入りのアイドルが龍崎薫というのを踏まえて印象的だったのは、MCで会場内のウェーブをやってみたいと言って実施したところや、ライブでは盛り上げ曲の定番にもなりつつある「ハイファイ☆デイズ」(今井さん、黒沢さん、新田さん、春瀬さん、三宅さん、佳村さん)もさることながら、やはり「なつっこ音頭」(黒沢さん、小市さん、佐藤さん、春瀬さん、山本さん)だろう。

 アニメ「シンデレラガールズ劇場」から生まれたこの曲は、薫として初めてのセンター曲。文字通り盆踊り調の楽曲となっており、天井には太鼓を叩いている人や「祭」と書かれたうちわがレーザー光線で描かれるなか、盆踊り風の振り付けを交えながら歌い上げ、テーマでもあった夏らしさを感じさせつつ、どこかほっこりするような空気感を生み出していた。

「なつっこ音頭」(黒沢さん、小市さん、佐藤さん、春瀬さん、山本さん)
「なつっこ音頭」(黒沢さん、小市さん、佐藤さん、春瀬さん、山本さん)

 そしてもうひとつ印象的だったのは「ドレミファクトリー!」(今井さん、黒沢さん、小市さん、佐藤さん、春瀬さん)。前述のU149から生まれたこの曲は、作中で子どもばかりの「第3芸能課」のアイドルたちをモチーフとしたもので、今回披露した5人も演じるアイドルは小学生。明るく前向きなこの曲を、センターステージで楽しそうに歌っている姿は遠目で見れば小学生と感じ、一方でよく見るとそれぞれが個性を表すような卓越したダンスとなっており、プロデューサーさんたちに存在をアピール。

 作中ではまだ芽が出ていない状態で奮戦する姿が描かれているが、イントロでざわつきが起き、大観衆が囲むように光量の強いオレンジ色のコンサートライトが一面に広がる光景の真ん中で、歓声を受けながら歌っている姿は、どこか作中のアイドルたちの未来の姿なのではと感じられた次第だ。

(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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