乳児の世話は、気を抜くことのできない作業だ。お腹がすいた、オムツが汚れた、といった要求を教えてくれないので、授乳やオムツ交換のタイミングを逃さないようにすると気が休まらない。
そこで、そんな重労働の負担を軽減してくれるスマートデバイス「Smart-Bottle」「Smart-Peepee」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Smart-BottleとSmart-Peepeeは、Bluetooth接続したAndroidスマートフォンと連携し、赤ん坊にかかわるデータを可視化できるスマートデバイス。Smart-Bottleはほ乳瓶に入れたミルクの温度を、Smart-Peepeeはオムツの湿り具合をそれぞれスマートフォンから確認できる。
Smart-Bottleは、ミルクを温めて適温を保つことのできるほ乳瓶。バッテリを内蔵しており、単体でミルクを温められる。温度はスマートフォンでリアルタイムに確認できるほか、適温や高過ぎるなどを通知する。さらに、角度を検知するセンサも備え、適切な角度で飲ませているかどうか確かめられる。授乳履歴から次の授乳時刻を推測し、適切なタイミングで通知してくれる。履歴は健康管理にも役立つだろう。
Smart-Peepeeは、使い捨てオムツの外側に貼り付けておくと、湿度と温度を監視し、排尿や排便のタイミングをスマートフォンに通知する。Smart-Bottleと同じく履歴の確認が可能。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間12月7日まで。目標金額の1万ドル(約114万円)に対し、記事執筆時点(日本時間11月8日17時)で集めた資金はまだ759ドル(約8万6260円)。キャンペーン期間はあと28日ある。
Smart-BottleとSmart-Peepeeの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)
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