Googleは、「Googleマップ」のストリートビューと衛星画像から抜粋した風変わりで気味の悪いスクリーンショットのコレクションを公開して、ハロウィンの雰囲気を出そうとしている。
GoogleのコミュニケーションマネージャーであるLiz Davidoff氏は、「悪鬼の女王」という肩書きでブログ記事を投稿した。ブログに掲載された画像は不気味だが、Davidoff氏はすぐに画像が超常現象的なものではないと明かしている。
ブログのトップバッターを飾るのは、異次元への入り口のように見える画像。この色鮮やかなショットでは、ニューヨークのマンハッタンブリッジを車で渡っているのが、英国ドラマ「ドクター・フー」風の時空を超えた旅に送り出されるかのようだ。
実際は、この奇異な写真は照度の問題によるものだ。「この画像の色と粒状性は、多くのアマチュア写真家にとってなじみのあるもの、つまり低照度によるものだ」とDavidoff氏は述べている。
その他にブログで傑出しているのは、幽霊のような航空機がミネソタ州のハリエット湖の暗い湖底に沈んでいるような画像だ。この画像についても、Davidoff氏は種明かしをしている。同氏によると、衛星が撮影した際に、飛行している航空機がかすかに影響しただけだという。
Davidoff氏はまた、昔ながらの人間の幽霊のような画像も掲載した。その画像はシンガポール美術館のもので、人間の体から切り離された腕と脚のようなものが写っている。ほかにも、ニュージーランドでごみ出しをしているダース・ベイダーの写真も掲載されている。
Googleマップの画像は、ハロウィンに起きる背筋が凍るような出来事のムードを演出するのに最適な手段だ。Googleマップの背景にある技術にまつわる興味深い話も画像とともに知ることができる場合もある。見るもの全てが最初に見た通りだとは限らないというのは、本当のようだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス