Appleのワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデントを務めるPhil Schiller氏が、Engadgetとのインタビューで「iPhone XR」の命名の由来を明らかにした。
iPhone XRの「R」には、「iPhone XS」「iPhone 4S」などの製品名に含まれる「S」と同様、特に意味はないことをSchiller氏は認めた。
そして次のように述べている。「私は自動車や高速で動くものが好きだ。そしてRとSはどちらも、本当に特別なスポーツカーの名称に使われる文字だ」
これについては自動車売買情報サイトAutotraderも、自動車業界が「R」や「X」の文字を好んで車名につける理由について考察記事を書いているほどだ。
ちなみにSchiller氏はAudiなどのファンとして知られる。Audiには「R8」と「S8」という名称の車があるが、両車種を比較すると、R8はより美意識に訴えるデザインなのに対し、S8はより平凡な外観だ。
Schiller氏はインタビューの中で、iPhone XRのディスプレイがiPhone XSのものほど解像度が高くないことについても問われた。
これに対し、解像度などの数字にあまり意味はないかもしれないことをSchiller氏は示唆している。「ディスプレイを判断する唯一の方法は、実際に見ることだ」と同氏は語り、「1つ1つのピクセルが目に見えないのなら、数字はあまり意味を持たない」とした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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