Skydioの自律飛行カメラ搭載ドローン「R1」、「Apple Watch」からの操作が可能に

Joshua Goldman (CNET News) 翻訳校正: 緒方亮 長谷睦 (ガリレオ)2018年10月18日 12時14分

 Skydioのカメラ搭載ドローン「R1」には、コントローラが付属しない。13基のカメラ、コンピュータの強力な頭脳、ソフトウェアの賢い諸機能のおかげで、ほぼ完全な自律飛行が可能だからだ。

 飛行の際には、「iOS」または「Android」のアプリを使って地面や手のひらから飛び立たせ、追跡したい対象をタップすればいい。そこから先は用意されているさまざまなスキルから希望のものを選ぶだけで、撮影できる。これには先導、追跡、側方からのフォローなど、好みのアングルで対象を追うスキルなどがある。さらに、複雑なカメラの動きをほぼ自動化したワンショットスキルなら、プロのパイロットが操縦しているかのように飛んでくれる。

提供:Skydio
提供:Skydio

 これらの操作はすべて、使い慣れた自分のスマートフォンから指示できるわけだが、今回Skydioはさらに1歩進んで、手首からすべての操作を可能にする「watchOS」向けアプリを発表した。これにより、「Apple Watch」ユーザーは対象の選択、スキルの選択と切り替え、終了時の撮影停止と帰還といった操作を、アプリ経由でできるようになった。さらにはクラウンを回してR1を回転させ、撮影対象にカメラを向けることもできる。

 筆者はリリース前のアプリをテストする機会があったが、確かにうたわれている通りの機能が使えた(ただし、筆者のApple Watchは「Series 3」だったため、カメラの映像がSkydio提供の製品画像で見るほど鮮明ではなかった)。このアプリはApple Watch全モデルに対応するが、Skydioの広報担当者によると、「Series 2」以降が望ましいという。

 SkydioはApple Watch対応とあわせて、米国とカナダの一部のApple StoreでR1を販売すると発表した。価格1999ドル(約22万5000円)のR1がSkydioのウェブサイト以外で販売されるのはこれが初めてだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]