サイバーエージェント、アニメ制作事業に本格参入--オリジナルIPの創出と展開狙う

 サイバーエージェントは10月17日、アニメ制作事業に本格参入することを発表。アニメレーベル「CAAnimation」(シーエーアニメーション)を設立した。

 サイバーエージェントでは2017年6月に、子会社のCygamesとともにアニメIPへの投資を目的としたファンド「CA-Cygamesアニメファンド」を組成。アニメ領域におけるグループの事業拡充を目的に、アニメ製作委員会への出資を通したアニメ作品のネット配信権、ゲーム化権の取得などを進めている。

 今回設立したCAAnimationを通じて、新たにオリジナルアニメの制作へ参入。ここから生まれたオリジナルアニメをもとに、ゲーム子会社によるゲーム化展開など、メディアミックスを前提とした企画開発やプロデュースを行うという。

 子会社のAbemaTVが運営するインターネットテレビ局「AbemaTV」においては、アニメが人気コンテンツのひとつになっていることを背景に、AbemaTVとの連動によって自社オリジナルのアニメIPの創出を図っていくとしている。

 CAAnimationの設立日は10月17日。エグゼクティブプロデューサーに落合雅也氏、ゼネラルプロデューサーにアニメ「Wake Up, Girls!」「ユーリ!!! on ICE」などを手がけた田中宏幸氏が就任する。

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