NTTドコモと東京海上日動火災保険は10月11日、「保険レコメンデーションのAI化」と「保険プロセスのフルデジタル化」に向けた検討について合意したと発表した。
両社は2010年に合意した包括業務提携に基づき、生活インフラとして定着した携帯電話と、安心と安全を提供する保険サービスとの連携を実施。1日単位で契約できる「ドコモ ワンタイム保険」を提供している。
今回の合意により、スマートフォンを通じて個々の希望者にお勧めの保険をAIを活用して提示するサービスの実現に向けて検討を進め、2019年度上期にサービスを開始する予定。具体的には、既存の保険商品の組み合わせに留まらず、希望者の状況や予算にあわせた最適な補償内容や、保険料の配分をAIを活用して推奨する「保険レコメンデーションのAI化」を検討しているという。
また、保険レコメンデーションのAI化の取り組みにおいて、希望者がスマートフォン上で、保険の加入から保険金の受け取りまでの全プロセスをオンラインで完結し、いつでもどこでも簡単・便利に手続きができるデジタル保険基盤を構築する「保険プロセスのフルデジタル化」を進めることも検討するという。
さらに、昨今頻発する広域自然災害の際に、同基盤を活用できるような各種サービスの導入もあわせて検討するとしている。
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