全米の携帯電話に向けた初の大統領警報(Presidential Alert)が、太平洋時間10月3日11時18分(米東部時間14時18分)に試験送信された。
この警報は、Donald Trump米政権が可能な限り多くの米国人にテキストメッセージを送信できるかをテストするものにすぎず、実際の緊急事態を示すものではない。
この警報は、米連邦緊急事態管理庁(FEMA)が使用しているのと同じインフラを通じて発信された。
FEMAは今回のテキストメッセージついて、ウェブサイトで次のように説明している。「この無線緊急警報(WEA:Wireless Emergency Alerts)システムは、異常気象や子供が行方不明になる事件などの危機的状況について、携帯電話への警報によって国民に注意を促すのに使われる。全米規模のテストでは、竜巻警報やアンバーアラート(児童誘拐事件発生時の情報発信システム)など、あらゆるWEAメッセージで使われているのと同じ特別な着信音とバイブレーションを利用する」
警報は統合公共警報警告システム(IPAWS)から発信された。IPAWSは少なくとも、WEAシステムへの参加キャリアが運用するネットワーク上で通信している、米国内のすべての携帯電話にメッセージの送信を試みた。
今回の緊急警報システム(EAS)は、ラジオとテレビでも同様のメッセージを発信した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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