Global Mobility Service(GMS)は10月3日、インドネシア共和国に現地法人「PT. Global Mobility Service Indonesia」(GMSインドネシア)を設立したと発表した。日本、フィリピン、カンボジアに引き続き、4カ国目の法人設立になるという。
同社では、従来ローン審査に通過できない低所得者層の人々が、ローンを組んで車両を購入できるFinTechサービスをフィリピンとカンボジアのタクシー事業者などを中心に提供している。独自開発したGPS搭載のIoTデバイス「MCCS」を車に装着し、月額料金が支払えなければ遠隔制御によってエンジンを停止する仕組みだ。
新たに進出したインドネシアでは、同国の発展のために必要不可欠な人々の移動手段であるタクシーを始め、仕事をするために自動車を必要する人を対象としたローンやリースを実現するFinTechサービスを、提携ファイナンス各社と提供するとしている。
これにより、従来ローンやリースの審査に通過できなかった人でも車両を購入し、就業機会の獲得や所得を向上させられるようになるとしている。同社では、インドネシアの成長や現地の人々の生活水準の向上に貢献すべく今後も取り組んでいくという。
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