「Windows 10 19H1」の新ビルドリリース--Fast RingとSkip Aheadの両リングに

Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2018年10月04日 10時22分

 Microsoftは米国時間10月3日、「Windows 10 19H1」の新しいテストビルド(Build 18252)を、「Windows Insider Program」のテスターらにリリースした。同バージョンのテストビルドが「Fast Ring」リングと「Skip Ahead」リングの双方に同時にリリースされるのは今回が初めてだ。「Windows 10 October 2018 Update」(開発コード名:「Redstone 5」)の提供を2日に開始した同社は、Insider Programの軸足を次の機能アップデートに移すことになる。

 Build 18252には、「設定」アプリを用いて高度なEthernet IP設定を行う機能が搭載されている。これにより、優先DNSサーバだけでなく、静的なIPアドレスも設定できるようになっている。なお同社によると、これらの設定は「コントロールパネル」内にあったが、設定アプリのIP設定項目下にある接続プロパティページ内に移されているという。

 また同ビルドでは、インターネットに接続されていないことを示す新たなアイコンが導入されている。モバイルこのアイコンは、携帯電話回線とWi-Fi、イーサネットそれぞれに用意されていた、インターネット未接続を示すアイコンを置き換えるものとなっている。

 今回のテストビルドには、「タスクマネージャー」から「Windows Hello」に至るまでの、さまざまな機能の変更や改善、修正も含まれている。変更点などに関しては、Microsoftのブログですべての項目を確認できる。このビルドに関する3日のブログ記事には複数の既知の問題についても記載されている。

 19H1のテストサイクルの中ではまだ大型の新機能はリリースされていないが、現在のところ19H1は初期の段階にある。Microsoftは2019年4月頃から19H1をメインストリームに向けてロールアウトしていくとみられている。

Windows 10
提供:Microsoft

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]