米通信大手Verizonは米国時間10月1日朝、サクラメント、ロサンゼルス、ヒューストン、インディアナポリスの一部地域で、5G対応の家庭向けブロードバンドサービスの提供を正式に開始した。同社によれば、ヒューストンに住むClayton Harrisさんが「世界で初めての5Gユーザー」になったという。
このサービスのネットワーク速度は、通常で300Mbps、最大940Mbpsだ。
Verizonはサービス開始にあたり、ケーブルテレビ会社から顧客を引き抜くための特典を提供している。これは、最初の3カ月間の料金が無料となるもので、すべての機器とその設置作業の費用も含まれる。無料期間が過ぎると、対象となるプランに加入している既存のVerizon Wirelessユーザーは月額50ドル(約5700円)、それ以外の人は月額70ドル(約7980円)を支払う。さらに「Apple TV 4K」かGoogleの「Chromecast Ultra」を無料でもらえるほか、「YouTube TV」を3カ月間無料で視聴できる。
技術開発および計画担当バイスプレジデントのBill Stone氏はこの日の朝、米ZDNetの取材に対して「これはお客様にとって、ケーブルテレビを解約し、今までの有線サービスではなく定額の無線サービスを利用する絶好の機会だとわれわれは考えている」と語った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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