職場用コラボレーションプラットフォームのSlack、2019年のIPOに向け準備か

Marrian Zhou (CNET News) 翻訳校正: 編集部2018年10月02日 11時37分

 Slackが株式公開を検討しているようだ。

 同社は現在、2019年初頭に新規株式公開(IPO)を実施する準備を行っているとThe Wall Street Journal(WSJ)が報じている。WSJによると、早ければ同年の第1四半期にも株式公開をする意向だという。

 同社が提供する職場向けのコラボレーションプラットフォームは新興企業やITメディア企業の間で人気を集めている。同社は無料版をユーザーに提供し、有料版サービスへのアップグレードを勧めている。Microsoftが7月に同様の動きを取っており、Microsoft Teamsの無料版を提供している。このアプリのユーザー数は300人までとなっている。

 Slackは2014年4月以降、総額12億7000万ドル(約1400億円)もの資金を調達しており、評価額が71億ドル(約8000億円)となったことを、2018年1月に発表した。当時、1日あたりのアクティブユーザー数は800万人超で、7万ものユーザーグループが有料で利用していることも明かしていた。

 Slackはこのたびの報道についてコメントを控えている。

Slack社CEOのStewart Butterfield氏。
Slackの最高経営責任者(CEO)Stewart Butterfield氏。
提供:Tobias Hase/dpa/Corbis

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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